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梅雨ですねー

年に一度しかないこの梅雨の時期。
楽しみましょう。
梅雨が明ければ夏本番です。
楽しみましょう。


さて、昨日は音響新歓がありました。
若い若い一年生諸君とおお話をする機会でございます。
はい。
最近の若者には音楽が好きでも具体的に「これが好きだ!」って言える人が少ないように感じます。
ジャンルにしてもアーティストにしても。
ただなんとなくよさげなものを聴いている。
それが近頃の流行りなのでしょうか。

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岸上直樹の"関西パンク伝説"



第3回:Aunt Sally




Aunt Sallyですね~。あーんとさりー。
Aunt Sallyってどんな音楽やってんの?って聞かれることはまれだと思いますが、そんなときは是非この曲を聴かせてあげましょう!その名もズバリ「Aunt Sally」!曲かけながら続き読もうね!



・・・これまた一筋縄ではいかないパンクであることはわかっていただけだでしょうか。パンク?パンクですよ!たぶん!「ジャパニーズ・パンクはひねくれがち」なのです。



それじゃAunt Sally、詳しく見てみましょう!
まず、phew(Vo),bikke(Gt),mayu(Key)の御三方が女性である、というのは言っておかねばなりませんね。そんなことは音楽的にはどーでもいいわ~なことであるのかもしれませんが、いやしかし!女性ボーカルっつーのは音楽的にも影響ありますしね!重要重要。

とかいいながら男とか女とかそういう次元でないところにあるのがAunt Sallyのすごいところでありまして、なんでしょうねこの無気力、無感情、あーんど「全部わかってるんやで感」!クールすぎです。この冷たさは割と熱血志向に走りがちなパンク野郎どもの真逆に位置するものであるわけで、それゆえ世にあふれるパンク・ミュージックからかけ離れたものであるはずがやっぱりパンク!このバランス感覚がすげえのです。



そんなAunt Sally、結成は1978年6月なんですが、およそ1年さかのぼりまして1977年夏、当時高3のボーカルphewさん、パンク・ムーブメント真っ只中のロンドンを訪れ、ピストルズこそ見れなかったものの初期ロンドンパンク勢を目の当たりにして大変ショックを受けます。
んでまあ帰国後、「ピストルズがあるうちにバンドやって何か残さなきゃ!」ってわけで、1978年6月にバンドを結成、リズム隊の男衆にちょいちょいメンバーチェンジがありながらも、女性3人は不変のままライブを中心に活動を続け、1979年5月、オリジナルアルバム「Aunt Sally」をリリースします!やったね!(2002年にbonus track付きでCD化。)
といってもインディーズからの500枚限定生産っちゅうことで、その名がどこまで轟いたかわかりませんが、しかし!東京にも結構頻繁にライブに行ってて、アルバムリリース前からその名は知られていたようです。関西NO WAVE勢の行動力はすごいっす。う~ん。
めでたく1stアルバムをしたAunt Sallyでありましたが、バンドとしてやることはやっちゃったわ、とクールなphewさん、解散を決意し、1979年10月6日、心斎橋バハマでのライブをもってAunt Sallyは解散します。結成から1年半足らずのことでありました。



そんなAunt Sallyのライブ音源をたっぷり詰め込んだライブ盤が2001年に発売されています!「AUNT SALLY LIVE 1978-1979」です。
収録曲はすべてカセットテープによるモノラル録音とのことで、音質はぶっとんでます笑 僕の持ってるCDで1番音悪いかもしれません。
しかしそんな音でも、いやむしろそんな音だからこそより一層伝わる迫力がありまして、特に初期のライブ音源はテンション高くておもろいです。

参考までにThe Who「My Generation」のカバーはこんな感じになります。

気になった方はお買い求めください。




えーでは最後にその後の皆さんのコーナーです。
phewさんはソロシンガーとしてデビューし、一時の活動停止期をはさみながらも、現在もBig Picture,MOSTといったユニット(バンド?)で活動中です。MOSTはいい感じです。うん。
他のメンバーの方々は、bikkeさんがギターやっておられる以外は詳細不明です。情報随時募集中です。


以上!じゃあね!

拍手[21回]

いえい。

一番好きなシンガーと言われれば洋楽ではボブディランです。ジョンレノンもミックジャガーも好きですが,ディランにはかないません。

前回なんとなく紹介しちゃったんで今回はボブディランの2枚目のアルバムのレコメンドだ!

1963年5月発売
"The Freewheelin' Bob Dylan"

2枚目のこのアルバム。前作と何が違うかといえばジャケットに彼女が登場しているところと,前作がトラディッショナルばかりだったのに対し今作はオリジナル曲で構成されているというところだな。うん。
しかし,やはり基本的にはアコースティックギターとハーモニカのみの演奏というのは変わってない。

名曲ぞろいです。聴いて感動,歌詞見てさらに感動。素晴らしい。

1曲目は非常に有名な「風に吹かれて」

How many roads must a man walk down
Before you call him a man

という詩が最初にやってきます。
同じ歳の若造にこんな詩が書けるとは。21歳です。うん。すげぇ。
黒人が書くならまだしもね。

こんな感じでスタートするアルバム。3曲目の「戦争の親玉」ではこれでもかってくらい怒りをぶちまけてくれます。でもね全部が全部プロテストソングってわけではなくて「くよくよするなよ」なんかには非常に励まされます。

とにかくこのアルバムで彼は若者の代弁者と言われ,人気を博します。

このアルバムの中で一番好きな曲がはげしい雨が降るという曲です。

94年奈良でのライブバージョンです。オーケストラをバックに歌ってます。
だいぶ声がゲロゲロになってますが,これもこれで味があって好きです。キューバ危機の中で書かれたこの曲。
このサイトで日本語詩を見ることができます。
100年生きてもこんなすげぇ詩は書けんだろうなぁ。
はい。ディラン大好きです。

暇だったら3rdも紹介します。

拍手[18回]

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