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岸上&高橋の"Blues列伝~ルーツはここだ!~"



第10回:John Lee Hooker


どうも。記念すべき第10回。ジョンリーフッカーです。
この人のすごさはもう映像みてもらうしかありません。
ド定番の曲いっちゃおー!
Boom Boom


どう?伝わったかな?伝わったでしょう!

そう!





デコ!!!


いかしてるねぇ!
フッカーといえばブギーとデコ!あと気色悪い声!サイコー!
悪口じゃないんだぜ!!


まぁね,そんなところで紹介に入ります。

1917年の8月22日にミシシッピのクラークスデイルってとこに生を受けました。
10代の初期からギター始めたそうです。そのころからもうブルースマンになるって決めてたんだって!

そんな彼は第二次大戦終わりごろか終わった後ぐらいにデトロイトにお引越し。ここデトロイトが彼の本拠地になるんだわさ。彼の場合シカゴじゃなくてデトロイトを選んだっていうめずらしいお人です。

ちなみにここであのTボーンウォーカーさんからエレキギターもらったらしい!
んで彼はモダンってレーベルと契約してレコーディングします!この頃はね一人でジャンガジャンガやってるんです。それで彼独特のブギースタイルを確立していくんですよ。うん。

モダンとの契約が終了してからは,シカゴにいってCHESSとの契約を試みるのですが,CHESSはそのころ大忙しでそんな余裕ない!ってなるんです。もったいねぇ~。

というわけでヴィージェイと契約することになったんですが,この辺りからバンドスタイルになりまして↑の"Boom Boom"っていう大ヒットナンバーを生み出します。

その後もどんどんいろんなレーベルからアルバムをリリースしまくります。

晩年は彼を尊敬するアーティストとコラボしまくってね,もうボロ儲けです。(知らんけど)

残念ながら2001年にしんじゃいます。んー84歳かな?長生きですねー。どうせなら後10年20年生きてくれたら生で見る機会あったかもしれないなーとか思ったり。

じゃぁオススメ行く前にね,ストーンズとクラプトンをバックに従えてのライヴでも。
デコだけじゃないんです。すごい人なんですよ。ほんとに。はい。
では,いってみよー。
Boogie Chillun'


どや!


さてと,オススメに。
さてさて,いっぱいあります。長生きなもんで。
んー。

①ベストを買う。
②定番を買う
③晩年のアルバムで,好きなアーティストが参加してるやつを買う。

よし,この中から好きなのを選んでくれ!!
まずは①
Very Best Of The King Of Blues Guitar3枚組です。マルチバイ使えば1000円切ります。10枚入りのやつもあったんですがなんだか聴きにくそうなので。
1枚目が初期の音源,2枚目がブギー,3枚目がスローブルースという風に分けられていて聴きやすいかなと思います。はい。


Burnin' [Import, from US]
Boom Boomが入ってるやつです。ヴィージェイのころの名盤です。



Mr. Lucky
Albert Collins, Booker T Jones, John Hammond Jr, Johnnie Johnson, Johnny Winter, Keith Richards, Carlos Santana, Robert Cray, Ry Cooder, Van Morrison ,Nick Lowe
こんな方々が参加してらっしゃいます。すげぇ。

Best of Friends
Ben Harper, Bonnie Raitt, Booker T Jones, Charlie Musselwhite, Eric Clapton, Ike Turner, Jimmie Vaughan, Los Lobos, , Robert Cray, Ry Cooder, Van Morrison ,Nick Lowe , Carlos Santana
すげぇー。上とは内容かぶりますがこちらもすごいです。

すごいですジョンリーフッカー
イエイ!

拍手[21回]

岸上です。
変身キリンは訳あってちょっと待ってほしいのです。
代わりにこっちだ!




岸上&高橋の"Blues列伝~ルーツはここだ!~"



第9回:Buddy Guy



というわけで、今回はかのジミヘンも憧れた伝説の(まだ生きてるけど)ブルースマン、バディ・ガイです。いぇいいぇい!

キャリアの長い彼ですから、人それぞれ思い描くバディ・ガイ像は違うのでしょうが、僕にとって彼はどういう人かといいますと、

・とにかくテンション高い!
・時折見せる変態的なフレーズ
・けどやっぱりテンション高い!

な人です。
「バディ・ガイはやっぱりライブだ!!」と生で見たことないのに思っています。そんな"ライブの人"バディ・ガイ、映像で見てみましょうそうしましょう!



まずはこちら。
1969年ロンドンで行われた「すんげぇ人らをとりあえず集めてみました」みたいなセッション「SUPERSHOW」での一幕。ベースにCreamのJack Bruce、ドラムにBuddy Milesという豪華なメンバーでやっちゃいます。
ではいきましょう!曲は「Mary Had A Little Lamb」!



「Mary Had A Little Lamb」、すなわち「メリーさんの羊」です。いまだかつてこれほどハイテンションの「メリーさんの羊」があっただろうか。いやない。

・・・いやぁ~、かっちょいいっすね!キレキレっすねバディ!
歌の出だしなんかキレキレすぎて笑っちゃいますよね。ふふ。
この日の青スーツのナイスなバディをもっと見たいぜ!って人は「SUPERSHOW THE LAST GREAT SIXTIES MUSICAL EVENT [DVD] 」を買っちゃうといいと思います。そして僕にください。



続きましてはこちら。
1970年、 ジャニス・ジョプリン、ザ・バンド、グレイトフル・デッド、バディ・ガイなどなどの皆さんでカナダの各地を列車でまわってツアー・フェスをやっちゃうという「FESTIVAL EXPRESS」なるナイスなイベントがあったそうで、その中の一場面。
曲は「Money」。そう!いつぞや我々もカバーしましたね!
んじゃいってみよう!



・・・テンション高っ!笑 ぶっとんでますね~!いいよいいよー!
途中テンション上がりすぎてフォークリフト的な乗り物でステージを下りちゃうのもniceです。下りた先での「急にピックアップ切り替えました!」みたいなのもNICEです。さらには戻ってきてしばらくやって「ほなお疲れっしたー!」と言わんばかりに早々に去っていくのもナイスです。いかすぜバディ!!
それからバックのサイケじみたヒッピーがかった方々も何ともおもろくてよし!うんうん!
このナイスな映像をDVDで見てみたい!という方は「フェスティバル・エクスプレス [DVD] 」をお買い求めになるといいと思います。そして僕にください。



・・・そんなバディでした。
もちろんしっとり渋渋ブル~スをやることもあるのですが、本質的にはこのような人である、と僕は認識しています。ジミヘンが憧れたバディもきっとこんな感じだったのでしょう。うん。





ではでは、おすすめアルバムのコ~ナ~!

彼の場合はまずこれを聴け!的なノリで「I Was Walking Through The Woods」(Chess・1974)というアルバムがお勧めされる傾向にあります。
もちろんバディのブルース愛と変態性は伝わってくるのですが、上記のような"ライブでのバディ"のテンションの高さを知ってしまっては何ともパワー不足に感じてしまうのです。


というわけで、あえて名盤「I Was Walking Through The Woods」以外のアルバムを3枚おすすめしちゃうぜ!


・「This is Buddy Guy!
1968年、カリフォルニア州バークリーの「New Orleans House」というライブハウスで録音されたナイスなライブ盤。
若き日のバディ。ホーン隊がすごく効いてて純ブルースなのかR&Bなのかよくわからんほどにファンキー。お客さんもノリノリでいい感じ!

・「Stone Crazy!
1979年何故かフランスで録音され(ツアー中だったんでしょう)、1981年、Alligatorレーベル(Hound Dog Taylorのとこやね!)から発売されたナイスなスタジオ録音盤。
A-1「I Smell A Rat」から早くもぶっとんでいる。ひたすら弾きまくりバディ。
その後もさまざまに曲調を変えながら、なおも弾きまくりバディ。
全部聴いたらお腹いっぱいになる裏名盤。

・「Live at the Checkerboard Lounge Chicago 1979
1979年、シカゴのライブハウス「Checkerboard Lounge」で録音されたタイトルそのまんまのナイスなライブ盤。
テンションの緩急付け方が実にバディ的。何弾いてるかわからん感じのバディ流速弾きや1音をひたすらひっぱっちゃうバディ流手抜きなどが随所に散見され、あぁバディすな~という安心感・安定感のあるライブ。
上の2作品で聴き足りない方はぜひ。


そんな感じです。
「I Was Walking ~」を聴いて「俺の思ってるバディじゃねぇ!」って思った人は聴いてみましょう。






・・・あ、ヒストリー書いてねぇ!気になる人はWikipediaで読んでね!
んじゃまた!

拍手[19回]

岸上&高橋の"Blues列伝~ルーツはここだ!~"



第8回:Sonny Boy Williamson


サニーボーイ!この人もCHESS傘下のチェッカーレベールで活躍したブルースマンです。
ちなみに,サニーボーイウィリアムスンという人物は2人おられます。
ややこしくてごめんなさい。
ジョンリーウィリアムスンとアレックミラーです。同じ名前で紛らわしいのです。
ということでジョンリーをSonny Boy WilliamsonⅠ,アレックミラーをSonny Boy WilliamsonⅡと表記して区別したりしますが,たいていサニーボーイといえばⅡの方です。

今回紹介するのはそのⅡの方。本名がAleck Millerで別名にRice MillerやらLittle Boy Blueと名乗ってたこともあります。
生まれた年はわかりません。1897~9年あたりが有力でしょうか。他にも1894年,1905年,1908年,1909年,1910年,1912年。世の中わからないことのが多いんですよ。死んだのは1965年。ビートルズがウハウハのころですね。

ミシシッピ州グレンドーラに生まれた彼のちっちゃいときのことは誰にもわかりません。独学でハーモニカ練習してたらしいです。あとは知りません。

大酒飲みの流れ者なライスミラーはいろんな酒場やプランテーションで演奏してました。その放浪癖のおかげで彼はハウリンウルフやエルモアジェイムス,ロバートジョンソンなどとも演奏することができました。
ちなみにロバジョンが毒殺されたときサニーボーイはそばにいたらしいです。

・・・

ある晩のステージ。
ロバジョンから手渡されたウイスキーをサニーボーイは叩き落してこう言った。
「封の空いた酒は飲むんじゃねぇぜ」
この忠告に従わなかったロバートジョンソンはもう一個の封の空いたウイスキーを飲んでしまった。
そして彼はサニーボーイの腕の中で息をひき取った。

・・・

うそくせぇ



30代をそんな感じで過ごした彼は40代になると
ラジオ番組持っちゃいます
「キングビスケットタイム」という番組です。このころからサニーボーイって名乗りだしたらしい。
放浪してるといい事あるもんです。

そんなこんなで彼にも録音のチャンスが訪れます。
1951年,ミシシッピのジャクソンにあるトランペットレコードでレコーディング。50過ぎのおっさんです。信長なら死んでいます。

1955年にチェッカーと契約。
その初レコーディング曲が"Don't Start Me To Talkin'"
メンツがやばいんです。
ギター:マディウォーターズ,ジミーロジャース,ベース:ウィリーディクソン,ドラム:フレッドビロウ,ピアノ:オーティススパン。
このメンツからもサニーボーイへの期待が伺えますね。

その後もポンポンヒットを飛ばし,チェスの主要メンバーとなっていきました。

そんなサニーボーイがスリムやらヒューバートサムリンとやってる映像があったので


かっかっかっこええー!

彼のCDといえばDown And Out Blues
これでしょう!ジャケットがイカス!
ジャケットの人はサニーボーイではないです。一応。
チェッカー契約して最初のレコードです。
イカス!

拍手[15回]

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