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「聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」
観てきました。以下ネタバレするかもしれません


うーん。★★★★☆
でしょうか。うん。

所謂戦争映画というよりは,山本五十六のヒューマンドラマ的な色合いが強いです。そのせいか,戦闘シーンが期待ほど充実してなかったですが戦争の悲惨さを伝えるような感じでもなかったのでそこはよかったです。戦闘シーンは悪かったわけではなくて迫力もあって興奮するんですが,もっと見たかったという感じです。途中でちょくちょく解説的なナレーションが入るので,戦争のことをよく知らないような人でもポッターでもわりとわかりやすいんじゃないでしょうか。日米開戦や三国同盟の経緯など(たぶん)そんなに知られていないところも描かれていました。細かい人物像はよく知りませんが,NHKが作るような軍だけが悪ものという描写ではなく,しっかりと歴史を語っていると思います。物語のスピードも速すぎず緩すぎずちょうど良くてよい映画でした。
演技も素晴らしかったです。役所さんの演じる五十六の人間性がよく見えました。その他の役者さんもスター揃いで見ごたえある演技でした。
また,ころころかわる内閣・煽るマスコミ・踊らされる民衆といった今の日本と同じようなようすも描かれていて考えさせられる内容でもあります。映画の中で何回か出てくる言葉があるのですが,その言葉こそがこの映画が本当に伝えたかったことのような気がします。
日本はまだ一度負けただけです。その負けた歴史を忘れるのではなくまた卑下するのでもなく,やり返すぞくらいの意気込みが大事なのだと思います。(戦争は反対なんでTPPとかでね)

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無題
みちゃったんかーい!!笑
kiss: 2011/12/30(Fri) at 19:31 Edit
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