[INFORMATION]
プロフィール
HN:
The Hoochie-Coochies
年齢:
16
性別:
非公開
誕生日:
2008/12/08
職業:
バンドマン
趣味:
ごはん
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あ、どうも岸上です。ではいきましょう! 岸上&高橋の"Blues列伝~ルーツはここだ!~" 第3回:Hound Dog Taylor(その2) ちなみに6本目の指はギター弾くのに邪魔ってことで自分で切っちゃいます。もうなんかむちゃくちゃですね! 前回はインストだったので、今回は歌ものを載っけときます。 「Wild About You Baby」です。エルモア・ジェイムズさんの曲です。 テイラーさんは歌もよいですね!!実に楽しそうに歌う人です。 さてさて1971年、待望の1stアルバムを作製したテイラーさんは、1973年2ndアルバム「Natural Boogie」をリリース、そして1975年、ライブ録音の3rdアルバム「Beware of the Dog! 」発表前にお亡くなりになります!早ぇ!!まだまだこれからやないか!! 享年60歳、死因はガンでした。いつのまにか60歳だったことにはビックリですが、とっても残念ですね。もっともっと聴きたかったのにー!! ・・・というわけで色々と掘り下げてみましょう。 まずは2ndの 2年ぶりのアルバム、次はどんな感じやねん?と思った方、ご安心ください。 いっしょです!!ノリいっしょです!! はい。テイラーさんはどこまでもテイラーさんなのでした。 しいてあげれば、チューニングがオープンE付近からオープンD付近に移ったり、ギターがKAWAI SH-40Vになったりしたらしいよ!でもまあそんなことはどうでもいいのです。相変わらずの素敵なサウンドありがとうございます。 チューニングが「付近」なのは、彼らのチューニングがアバウトだからです。きっちりオープンEorDでは合わなかったりします。やってみましょう。 おすすめ曲はB-2「Buster's Boogie」ですね。これまた「Taylor's Rock」路線のインストなんですが、さらに勢いが増してる!ような気がする! 「インスト曲はテクニックが必要」という固定観念をあっさりと破壊してくれる何とも気持ちいい曲です。素敵すぎます。 あ、そうそう。彼らの録音は「いつもライブでやってるように」ってことですべて一発録りです。そんなポリシーもいいですね! そしてそして、残念ながら遺作となってしまった3rd さあ、そんな彼らのライブはどんな感じやねん?と思った方、ご安心ください。 いっしょです!!ノリいっしょです!! そこにさらに会場の空気がオマケつきな感じです。お得やね! 相変わらずのテイラーさん、テッドさんに加えて、いつもより多めに歪ましちゃうフィリップスさん。いいよいいよー! このライブ盤には1st、2ndに入ってない曲が7曲!と大変盛りだくさんな内容になっております。 おすすめ曲はA-5「Comin' Around the Mountain」とB-1「Let's Get Funky」でしょうか。ラストの「Freddie's Blues」もいいですね。 「Comin' Around ~」はトラディショナル曲だそうです。カントリー?風テイラーさんが楽しめます。「Let's Get Funky」は延々1コードみたいな、いや1コード曲ではないんですが、とにかくノっちゃいます!ファンキー。 「Freddie's Blues」はまさかのしっとり曲。テイラーさんがトレモロかけちゃいます!これが意外とええ曲なのです!ほんとです! 「遺作になっちゃったけどしみじみと聴くんじゃねぇぜ!」とブルース・イグロアさんも言っています。まさにその通りの熱々ライブアルバムです。是非ゲットしましょう! 最後にテイラーさんとフィリップスさんの友情物語をひとつ。 _________________________ テイラーさんとフィリップスさんは大のなかよし。仲が良すぎてへヴィーなジョークをぶちかましちゃうこともしばしば。 ある日、フィリップスさんはいつものノリでこう言います。「いやー、お前の奥さんとヤっちゃったけど、よかったわー!」 するとゴキゲンななめだったテイラーさんは怒ってピストルを取り出しちゃいます…。 ズキューン!! ・・・それからというもの2人は交流を絶ってしまいます。 が!テイラーさんが病院でもはや長くないぞとなったその時! フィリップスさんがお見舞いに駆けつけます。 「…ごめんな。」「うん。」 その2日後、テイラーさんは帰らぬ人となってしまったのでした。 _________________________ ・・・・・・なにこの話。 参考ページ:「Biography:Hound Dog Taylor」 えー、オリジナルアルバム3枚を紹介したところで、テイラーさんシリーズひとまず休止です。まだ発掘音源がたっぷりあるのですが、それはまたいつかやりましょう。 次回は違う人を書きます。だれにしよっかなー Post your Comment |