忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「岸上直樹のWAKU☆WAKU映画レビュー!!」



どうも、岸上です。ほったらかしだったので映画について書きます。
ちなみに書いてはいませんでしたがちょいちょい観ていたのです。へへ。


今日はそうですねー、はやりもんいっときましょかー




第2回「アウトレイジ」
(2010・日)




去年の話題作ですね。北野武監督作品です。
新作なので高くつきました。ええ。

内容は、
ヤクザVSヤクザ
ヤクザの上にはヤクザ
ヤクザの下にもヤクザ
そりゃあもうズッドンズッドン大暴れ!!

てな感じです。
バイオレンス娯楽作品です。

お前はバイオレンスな映画しか観んのか!!とお思いのそこのあなた!
大丈夫です。ノーマルなやつも観ます。というかノーマルなやつを中心に観てます。おそらく。

んーそうですね、これと「座頭市」しか北野作品に触れてない僕が言うのも甚だ失礼かとは存じますが、僕は圧倒的に「座頭市」派ですね。あれもバイオレンスな娯楽作に属してるかと思うんですが、まだエンターテイメントっちゅうか、救いがあるというか、観おわった後に「市さんかっけー!!仕込み杖欲しー!!」ってなりますもんね。「アウトレイジ」はあくまでcoolでadultな演出に徹してます。もうちょっとやんなっちゃうくらいに笑

これがリアルなヤ○ザ世界なのかどうなのかよくわかりませんが、なんでしょう、うーん、僕は堅気でいきます笑
なんかねー、もう怖すぎでしょう。歯医者さんのシーンとか怖すぎでしょう。

とはいいつつ「2」が完成したら若干気になってそしてなんだかんだでまた僕は新作DVDを借りてしまうのだと思います。きっとそうです。




次回は平和な映画について書きます。いつになるかはわかりませんが。
乞うご期待!










やっぱり仕込み杖いいよね~


(END)

拍手[19回]

岸上&高橋の"Blues列伝~ルーツはここだ!~"


第4回:Howlin' Wolf


やってきました。第4回。高橋がお送りします。
ハウリーンウルーフ!!

もちろん芸名です。
本名:Chester Arthur Burnett
生まれ:1910年6月10日,ミシシッピ州ウェストポイント

では早速一曲目。Moanin' at Midnight


いや~~。ハウリンウルフですね~。
唸ってます。
この悪そうな声!
シビれちゃうぜ!!

体もでかいらしいです。
6フィート3インチ(たぶん190.5cm)(ふじくんよりもでかい)
270ポンド(たぶん122.5kg)(ふじくんよりもとてもおもい)
こんだけでかい人が目の前でこんな歌うたったらすげぇ迫力なんだろう!

ミシシッピで生まれた彼はやっぱり畑仕事をしていた。
ギターは近くの農園(ドッケリーファーム)に住んでたチャーリーパットンに教わったこともあるらしい!
チャーリーパットンもすごい人です。デルタブルースの祖と呼ばれるくらいすごい人です。
ハーモニカはサニーボーイⅡに教わったんだとか。
ちなみにサニーボーイはウルフの妹と結婚してたことがあってウルフとも親交があった。そんなこんなでウルフはロバートジョンソンや,エルモアジェイムスらと出会う機会が数多くあったらしい。
普段は農場で家族と生活し,週末に演奏に出かけていくというライフスタイルを送っていました。

41年になると彼は召集令によって陸軍通信部隊で4年間過ごします。
シアトルやワシントンで兵隊の前で演奏してたらしいです。

戦後になるとミシシッピのペントンに移住し,ハウリンウルフというあだ名をつけたといわれる叔父から受け継いだ農場を始めます。演奏は近くのテネシー州メンフィスでしていました。
このメンフィスという場所も多くのブルースマンを出した地域です。
ここで,ザ・ハウスロッカーズというバンドを組んだ彼は,

ラジオ番組やっちゃいます。

メンフィスには,そんなイケメンな放送局があったらしいです。これがいい宣伝となったんでしょう!
彼の噂を聞いたサム・フィリップスが彼を自分録音スタジオ(メンフィス・レコーディング・サーヴィス(後のサン・スタジオ))に招き入れます。
そこで最初に録音されたのが冒頭で紹介した"moanin' at Midnight"です。
このワンコードのグルーヴィーな曲をフィリップスはチェスに売り込みます。
このシングルが大ヒット!!(ビルボードR&Bチャート第8位)

ウルフはシカゴに移り住み,正式にチェスと契約します。
メンフィスからは,ウィリー・ジョンソンとヒューバート・サムリンという2人のギタリストを呼んできました。
よほど信頼されたたんだなぁと思います。はい。
そんな2人の織り合わさる素敵なギターリフが聴き所です。
"Smokestack Lightnin' "

そしてそして,登場するのがあのウィリーディクソンさんです。実は上の曲でもベースを弾いております。
この2人のタッグはたくさんの名曲を生み出します。ウルフは自分の作った曲でやりたかったみたいで仲はわるかったみたい。

64年にこのコンビを解消し,以後も活動を続けますが,1976年に亡くなってしまいます。満65歳です。
では最後にオススメの1枚を!
ハウリンウルフはほとんどチェスで活動していたのでベスト版買えば有名な曲はたいていカバーできます。
そんなかでもオススメは
ベスト・オブ・ハウリン・ウルフ
これです。
もし気に入ったら,次はオリジナルアルバムに手を出しちゃいましょう!!

それではこの曲を聴いてお別れです。
ディクソン作曲。ドアーズもカバーしてます。
Back Door Man

ん~悪そうですね~
ではまた次回!

拍手[17回]

あったらしいっすよ。テイラーさん。



あ、どうも岸上です。ではいきましょう!


岸上&高橋の"Blues列伝~ルーツはここだ!~"


第3回:Hound Dog Taylor(その2)



ちなみに6本目の指はギター弾くのに邪魔ってことで自分で切っちゃいます。もうなんかむちゃくちゃですね!


前回はインストだったので、今回は歌ものを載っけときます。



「Wild About You Baby」です。エルモア・ジェイムズさんの曲です。
テイラーさんは歌もよいですね!!実に楽しそうに歌う人です。



さてさて1971年、待望の1stアルバムを作製したテイラーさんは、1973年2ndアルバム「Natural Boogie」をリリース、そして1975年、ライブ録音の3rdアルバム「Beware of the Dog! 」発表前にお亡くなりになります!早ぇ!!まだまだこれからやないか!!
享年60歳、死因はガンでした。いつのまにか60歳だったことにはビックリですが、とっても残念ですね。もっともっと聴きたかったのにー!!




・・・というわけで色々と掘り下げてみましょう。


まずは2ndの「Natural Boogie」。
2年ぶりのアルバム、次はどんな感じやねん?と思った方、ご安心ください。
いっしょです!!ノリいっしょです!!
はい。テイラーさんはどこまでもテイラーさんなのでした。

しいてあげれば、チューニングがオープンE付近からオープンD付近に移ったり、ギターがKAWAI SH-40Vになったりしたらしいよ!でもまあそんなことはどうでもいいのです。相変わらずの素敵なサウンドありがとうございます。
チューニングが「付近」なのは、彼らのチューニングがアバウトだからです。きっちりオープンEorDでは合わなかったりします。やってみましょう。

おすすめ曲はB-2「Buster's Boogie」ですね。これまた「Taylor's Rock」路線のインストなんですが、さらに勢いが増してる!ような気がする!
「インスト曲はテクニックが必要」という固定観念をあっさりと破壊してくれる何とも気持ちいい曲です。素敵すぎます。


あ、そうそう。彼らの録音は「いつもライブでやってるように」ってことですべて一発録りです。そんなポリシーもいいですね!




そしてそして、残念ながら遺作となってしまった3rd「Beware of the Dog! 」
さあ、そんな彼らのライブはどんな感じやねん?と思った方、ご安心ください。
いっしょです!!ノリいっしょです!!
そこにさらに会場の空気がオマケつきな感じです。お得やね!

相変わらずのテイラーさん、テッドさんに加えて、いつもより多めに歪ましちゃうフィリップスさん。いいよいいよー!

このライブ盤には1st、2ndに入ってない曲が7曲!と大変盛りだくさんな内容になっております。
おすすめ曲はA-5「Comin' Around the Mountain」とB-1「Let's Get Funky」でしょうか。ラストの「Freddie's Blues」もいいですね。
「Comin' Around ~」はトラディショナル曲だそうです。カントリー?風テイラーさんが楽しめます。「Let's Get Funky」は延々1コードみたいな、いや1コード曲ではないんですが、とにかくノっちゃいます!ファンキー。
「Freddie's Blues」はまさかのしっとり曲。テイラーさんがトレモロかけちゃいます!これが意外とええ曲なのです!ほんとです!

「遺作になっちゃったけどしみじみと聴くんじゃねぇぜ!」とブルース・イグロアさんも言っています。まさにその通りの熱々ライブアルバムです。是非ゲットしましょう!





最後にテイラーさんとフィリップスさんの友情物語をひとつ。

_________________________


テイラーさんとフィリップスさんは大のなかよし。仲が良すぎてへヴィーなジョークをぶちかましちゃうこともしばしば。
ある日、フィリップスさんはいつものノリでこう言います。「いやー、お前の奥さんとヤっちゃったけど、よかったわー!」
するとゴキゲンななめだったテイラーさんは怒ってピストルを取り出しちゃいます…。

ズキューン!!


・・・それからというもの2人は交流を絶ってしまいます。
が!テイラーさんが病院でもはや長くないぞとなったその時!
フィリップスさんがお見舞いに駆けつけます。


「…ごめんな。」「うん。」


その2日後、テイラーさんは帰らぬ人となってしまったのでした。


_________________________










・・・・・・なにこの話。





参考ページ:「Biography:Hound Dog Taylor」







えー、オリジナルアルバム3枚を紹介したところで、テイラーさんシリーズひとまず休止です。まだ発掘音源がたっぷりあるのですが、それはまたいつかやりましょう。
次回は違う人を書きます。だれにしよっかなー


拍手[16回]

[115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125
HMV ONLINE

ブログランキング・にほんブログ村へ
PR

忍者ブログ[PR]